2015年12月01日

丁坂(ようろうさか)と一乗谷ツーリング

丁坂と書いて「ようろうさか」と読む。
福井県大野市と池田町を結ぶR476の峠道だ。
丁(ようろう)とは朝廷の労役に従事した人を意味しておりその人々が住んだ土地であったことにちなむという。
別の説では「よほろざか」と呼ばれ、「尼僧がよぼろひつつ越えた坂」という伝承の元に名付けられたともいわれている。
今年中にこの峠はどうしても走っておきたいと、天気予報の好転を頼りに福井県に向けクルマを走らせた。


大野ではいつもお世話になる、奥越ふれあい公園にクルマをデポしてスタート。
しばらくは立派な国道を走る。途中に黒谷観音の看板を見つけ雪崩防護擁壁を思い出す。

砂山トンネルを抜け丁坂への道に入る。
戌山城跡の看板がある。雲に浮かぶ大野城の眺めがよいところだっったかな?
飯降山への登山道にもつながっているらしい。

丁の集落を抜け道は徐々に勾配を増す。
冬季通行止めの看板の辺りから杉林の中の峡路となる。
昨日の雨で落ち葉はじっとりと湿り、舗装路なのに林道のような様相だ。

大野を見下ろすコーナーで一休み。
登りはやはり暑い。ウインドブレーカーもネックウォーマーもいらなくなった。
写真を撮ってスタートするとしばらくでまた大野の好展望。
急がないランドナーの旅はなかなか進まない。
IMG_3668slk.jpg

2〜3回ヘアピンカーブを抜けると峠のトンネルが見えてきた。
峠は大野の最高の展望地だ。
何枚も写真を撮りながら眺めを楽しむ。
IMG_3669slk.jpg

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峠のトンネルを抜けるが道はほぼ平坦。
この先にもう一つトンネルがある辺りまで台形のような地形だ。
二つめのトンネルからは気持ちのいい(寒い)下りが始まる。
杉林の中に「こしょうずの滝」がある。
小さな滝だが水量は豊富で見ていて気持ちがいい。

さらに杉林の中の道を下る。
連続するヘアピンカーブにそろそろ飽きた頃、集落が見えてきた。
勾配がゆるくなった道を西へ進むと、先日走った摺鉢峠への分岐に出た。

さらに西へ進みR476と別れ美山を目指す。
美山は平成16年の福井豪雨水害のボランティアの思い出がある。
足羽川の氾濫でめくれ上がった線路や流された橋脚を目の当たりにした。
砂に埋もれたテニスコートの土砂をスコップで除去した。
多くのボランティアの力で復興は進んでいった。
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もう11年も経って、ようやくこの地を訪れた。
JRの線路は再び敷かれ、橋脚もかけられた。
自然には抗えないが、努力によって共生することはできる。
この地をまた走れたことが嬉しい。

一乗谷まで川沿いを走り、朝倉氏遺跡を見に行く。
自転車でのんびり走るにはいい所だ。
平日とあって観光客もまばらで、のどかな雰囲気。
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一乗谷駅にてランドナーをばらして輪行。
何度もフォーク抜き輪行手順を練習してきたが、現地で実践はてこずる。。。
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越美北線ワンマン列車は一両編成。
テスト期間なのか高校生で座席はほぼ満席。
列車最後尾からの眺めはちょっとしたアトラクション気分で楽しい。
流れ行く線路や車窓の風景を見ているうちに越前大野駅に到着。
IMG_3754slk.jpg

越前大野駅で自転車を組んで、奥越ふれあい公園まで走る。
雪をかぶった奥越の山々が雲間から見えた。
冬の訪れを実感しつつ今回の旅は終了。

旅の写真はシルクスクリーン効果で絵画風にしてみた。。。

posted by 0nix at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 峠と旧道
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